midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

2021-01-01から1年間の記事一覧

「フランス語っぽい日々」を読む。 フランス語っぽい日々 作者:じゃんぽ~る西,カリン西村 白水社 Amazon フランス語と日本語の違いや文化の考え方の違いだったり、子育てのあり方だったり、人が言葉を覚える過程だったり、いろんな事が学べて楽しい。日本で…

「ロスト・ラッド・ロンドン」を読む。 [まとめ買い] ロスト・ラッド・ロンドン 作者:シマ・シンヤ Amazon めちゃくちゃバンドデシネっぽい雰囲気に惹かれて読んでみたけど、どちらかというとオノ・ナツメっぽい雰囲気だな。3巻と短くまとまっているし、サ…

「ロスト・ラッド・ロンドン」を読む。 [まとめ買い] ロスト・ラッド・ロンドン 作者:シマ・シンヤ Amazon めちゃくちゃバンドデシネっぽい雰囲気に惹かれて読んでみたけど、どちらかというとオノ・ナツメっぽい雰囲気だな。3巻と短くまとまっているし、サ…

今更ながら鬼滅の刃にはまる。 鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴 集英社 Amazon 去年、最終回とか映画が盛り上がってた時は興味があったものの色々と仕事だったり別のことに時間をかけていたりして、いずれ一気よみしようと思ってい…

「未来のアラブ人」を読む。 未来のアラブ人――中東の子ども時代(1978―1984) 作者:リアド サトゥフ(Riad Sattouf) 花伝社 Amazon やっとシリーズ3冊までを読めた。著者の生きてきた1980年代のフランス、リビア、イラン、サウジアラビア、レバノンなどの…

「未来のアラブ人」を読む。 未来のアラブ人――中東の子ども時代(1978―1984) 作者:リアド サトゥフ(Riad Sattouf) 花伝社 Amazon やっとシリーズ3冊までを読めた。著者の生きてきた1980年代のフランス、リビア、イラン、サウジアラビア、レバノンなどの…

「恋は雨上がりのように」を読む。 恋は雨上がりのように(1) (ビッグコミックス) 作者:眉月じゅん 小学館 Amazon 映画は確かに良かったのだが、若干嘘くささを纏っていたのは否めないかなと思ったのと、原作と映画は別物というレビューを読んだので、読ん…

「民間人のための戦場行動マニュアル」を読む。 民間人のための戦場行動マニュアル: もしも戦争に巻き込まれたらこうやって生きのびる 作者:(株)S&T OUTCOMES,(一社)危機管理リーダー教育協会 川口 拓 誠文堂新光社 Amazon 「サガラ Sの同素体」を読んでいて…

わんわん明治維新を読む。 わんわん明治維新 (リュウコミックス) 作者:押井 守,西尾 鉄也 徳間書店 Amazon 押井守の私見で明治維新の偉人たちについてマンガで紹介するという内容。有名な人でも意外と知らなかった側面を知ったり、世間的な人気と全然一致し…

「青春少年マガジン」を読む。 青春少年マガジン1978~1983 (週刊少年マガジンコミックス) 作者:小林まこと 講談社 Amazon 78年~83年のマガジン作家や編集者の仕事ぶりを描いた作品。早世してしまっている作家の紹介もあり、当時の仕事ぶりの過酷さ…

「教養としてのワインの世界史」を読む。 教養としてのワインの世界史 (ちくま文庫) 作者:範久, 山下 筑摩書房 Amazon 面白かった。実績ある歴史社会学者であり、かつワインのエキスパートでもあるという著者の能力が遺憾なく発揮された感じ。社会学的な用語…

「低度外国人材」を読む。 「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本 (角川書店単行本) 作者:安田 峰俊 発売日: 2021/03/02 メディア: Kindle版 こちらの舞台は日本。日本に技能実習生としてやってきたり事情があって難民や不法移民となってしまったようなマー…

「八九六四」を読む。 八九六四 「天安門事件」は再び起きるか 作者:安田 峰俊 発売日: 2018/05/18 メディア: 単行本 中国で89年に起きた民主化運動について、様々な立場の人間の現在をインタビューでまとめたもの。事件と現在の中国という国が立体的に見え…

「バビロン 大富豪の教え」を読む。 漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則 作者:ジョージ・S・クレイソン,坂野旭 発売日: 2019/10/04 メディア: Kindle版 発言が気になってウォッチしているハヤカワ五味氏がお勧めしてた…

安田峰俊氏の「移民棄民遺民」 移民 棄民 遺民 国と国の境界線に立つ人々 (角川文庫) 作者:安田 峰俊 発売日: 2019/04/24 メディア: 文庫 面白かった。タイトル通り、国と国の境界に立つマージナルな人々の生き方を取材したルポもの。日本、中国、台湾、新疆…

「草 日本軍慰安婦のリビングヒストリー」を読む。 草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー 作者:キム・ジェンドリ・グムスク 発売日: 2020/02/14 メディア: 単行本 かなり壮絶で読むのがつらくなる内容だが、日本人として読む価値はあると思った。ただ…

上野顕太郎氏の「夜の眼は千でございます」を読む。 夜の眼は千でございます 夜は千の眼を持つ (ビームコミックス) 作者:上野 顕太郎 発売日: 2016/11/25 メディア: Kindle版 良く出来てるなぁとは思うのだが、面白いかと言われると微妙という感じだった。古…

「永遠の仮眠」を読む。 永遠の仮眠 作者:松尾潔 発売日: 2021/02/17 メディア: Kindle版 メロ夜でおなじみのKCこと松尾潔氏の初の小説。かなり自伝に近い作りとなっており、小説家としてのアプローチは芸人でもある又吉直樹氏と近い感じ。まぁ数十年に渡っ…

前から読んでみたかった一冊。面白くて一気読みした。 女帝 小池百合子 (文春e-book) 作者:石井 妙子 発売日: 2020/05/29 メディア: Kindle版 なかなか骨太なルポで楽しめた。子どもの頃から一貫して自己プロデュース能力が高く、政治を通して社会課題を解決…

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」を読む。 新版 母さんがどんなに僕を嫌いでも (角川書店単行本) 作者:歌川 たいじ 発売日: 2018/06/30 メディア: Kindle版 これも学習マンガの中で取り上げられて、壮絶な虐待を受けて生きた著者の叫び、的なイメージだった…

「総員玉砕せよ!」を読む。 総員玉砕せよ!! 他 水木しげる漫画大全集 (コミッククリエイトコミック) 作者:水木しげる 発売日: 2020/03/06 メディア: Kindle版 学習マンガとして取り上げられていて読んでみた。 gakushumanga.jp内容はシリアスなのだが、な…

「やばい日本史」を「やばい世界史」に引き続き読んでみた。 東大教授がおしえる やばい日本史 作者:本郷 和人,滝乃 みわこ,和田 ラヂヲ,横山 了一 発売日: 2018/07/12 メディア: Kindle版 世界史同様、内容は薄いが雑学的に楽しめた。高校の時に日本史を先…

「イスラームの英雄 サラディン」を読む。 イスラームの「英雄」 サラディン――十字軍と戦った男 (講談社学術文庫) 作者:佐藤 次高 発売日: 2011/11/11 メディア: 文庫 高校で世界史を学んでいる時からカッコ良くて気になっていたサラディンについての伝記を…

「手の倫理」を読んだ。 手の倫理 (講談社選書メチエ) 作者:伊藤亜紗 発売日: 2020/10/08 メディア: Kindle版 五感の中だと目で見る事による世界認識が人間の社会で重きをおきがちであるが、手を通して「さわる」「ふれる」という動作を通じて世界を捉え直す…

「地下芸人」を読む。 地下芸人 (集英社文庫) 作者:おぎぬまX 発売日: 2020/10/21 メディア: 文庫 おぎぬまXという名前は山本さほさんのマンガで知っていたのだが、地下芸人という最近気になるワードの小説を出していたことを知って興味を持ち、読んでみた。…

「地下芸人」を読む。 地下芸人 (集英社文庫) 作者:おぎぬまX 発売日: 2020/10/21 メディア: 文庫 おぎぬまXという名前は山本さほさんのマンガで知っていたのだが、地下芸人という最近気になるワードの小説を出していたことを知って興味を持ち、読んでみた。…

「名画とあらすじでわかる!美女と悪女の世界史」を読む。 名画とあらすじでわかる! 美女と悪女の世界史 (青春新書インテリジェンス) 発売日: 2014/09/02 メディア: 新書 タイトル通りの内容なのだが、絵画としてその姿が残された歴史上の女性という軸で歴史…

「歴史学者と読む高校世界史」を読む。 歴史学者と読む高校世界史: 教科書記述の舞台裏 作者:修一, 長谷川,実, 小澤 発売日: 2018/06/29 メディア: 単行本 歴史を学び直そうということで、素人研究者ではなくちゃんとした史学研究者による歴史認識をインスト…

「東大名誉教授がおしえる やばい世界史」を読む。 東大名誉教授がおしえる やばい世界史 作者:本村 凌二,滝乃 みわこ,和田 ラヂヲ,亀 発売日: 2019/07/18 メディア: Kindle版 「コテンラジオ」をかかさず聴いている自分だが、やはり自分は歴史が好きだなと…

年末からずっと停滞していたがやっと読了。 意味の深みへ: 東洋哲学の水位 (岩波文庫) 作者:俊彦, 井筒 発売日: 2019/03/16 メディア: 文庫 いつかちゃんと井筒氏の本を読みたいと思っていたのだが、如何せん難しいのでなかなか手に取り辛くて今に至っていた…