midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

「俺たちダンクシューター」を観る。

佳作コメディ。ウィル・フェレル主演。実話ベースっぽいけどフィクションらしい。70年代のアメリカを舞台に、自身が歌うディスコ曲のヒットで一発当てたへなちょこなおっさん(ウィル・フェレル)がオーナーのポンコツバスケチームが、実力不足と観客動員不足の面で解散に追いやられるが、外部から経験豊富な選手兼コーチ(ウディ・ハレルソン)を加入させてアンドレ3000を始めとする選手たちを指導したりふざけたりしながら最後は何とかチームも解散を免れ、皆うまく行ってハッピーエンドというお話。

音楽面ではもともとすごく好きで、初めて俳優仕事を観たんだけど、思いのほかアンドレ3000の俳優ぶりが良かった。才能はあるんだけどちょっとひねくれた青年をうまく演じてると思う。ウディ・ハレルソンはベテランプレーヤーなんだけどちょっと落ち目で元カノとよりを戻したい情けない男を演じており、初めて怖くない役を観たというか、ちゃんとそういう役もやれるんだなと見直した。ウィル・フェレルはイメージ通り。ギャグシーンは大味であまり笑えなかったが、寒いというほどでもなかった。

あと、ファッションや髪型もとかは勿論だけど音楽も70年代のディスコヒットの連続で、そういうの好きな人なら楽しめると思う。なぜかウィル・フェレルのお母さん役としてパティ・ラベルがチョイ役で出てきたりするのも無駄に豪華。