midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

 「ブラック・クランズマン」を観る。

ブラック・クランズマン (字幕版)

ブラック・クランズマン (字幕版)

  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: Prime Video
 

 あまりいいイメージのないスパイク・リー監督作。実話を基にした、1970年代初頭に地元で初めて採用された黒人の警官が、KKKの求人を見て潜入捜査をしたという話。もっと笑える感じかと思ったけどそこまで笑いどころなかった。ラストシーンも含めて、ショッキングで政治的な主張が強め。主演は何とデンゼル・ワシントンの息子さん。その相棒としてアダム・ドライバー

結構警官の仕事がいい加減というか、あんな適当に潜入捜査を独断で始めちゃっていいんだ、というのがまず驚き。結果的にいい仕事になったけど、犯罪に繋がる様な節があったのならともかく警察組織ってそんな個人的に動いちゃっていいんかいというツッコミをしてしまう。後、KKKって有色人種だけでなくユダヤ人に対しても排他的なんだと初めて知った。これによってアダム・ドライバーは個人のルーツと照らし合わせて捜査に協力的になるんだけど、個人の願いとしては思想や人種に関係なく警察としての操作にはプロとして全力投球して欲しいけどな、と思ったり。当時の警察はそういう組織じゃなかったんだろうか?