「バットマン キリングジョーク」を読む。
バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)
- 作者: アラン・ムーア(作),ブライアン・ボランド(画),秋友克也
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 大型本
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名作の予感しかしない、ホアキン・フェニックス主演の「ジョーカー」が上映間近な今日この頃、名作と誉高い本作を読んでみたが、正直微妙だった。絵はカラーリング含めてもちろんめちゃめちゃカッコいいのだが、何か期待していた「ジョーカーの狂気に満ちた悪行」みたいなものを味わえなかったというか。思ったよりジョーカー、小悪党じゃね?というか。日本のマンガなら、それこそハンター・ハンターで会長が言ってたような「人間の底すら無い
あと、読むテンポが悪いんだよな。日本のアクション・バトル系のマンガと比べるとセリフ量が多く、緩急も緩いので読んでて「もっさり」した遅さを感じる。美しい絵も止め絵としての美しさなので、あまり躍動感を感じない。バットマン自身にもそれほどドラマがあるワケではないので、カタルシスもないし。うーん。