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 「コットンクラブ」を観る。

コットンクラブ (字幕版)

 フランシス・Ｆ・コッポラ監督作。1920年代から30年代にかけての激動のアメリカ、ＮＹを舞台に、俳優、歌手、ミュージシャン、ダンサー、ギャングなど人種や性別関係なく、野心でギラギラした人間が蠢く世界を描いた作品。

画面がめちゃくちゃ華やかでずっと飽きずにみられる。当時のファッションや音楽などの文化がこんな感じだったのかと分かって面白いし、タップダンスやジャズライブなどの各種パフォーマンスのシーンにかなり長尺割いているのもリスペクトが感じられてうれしい。なので、主人公リチャードギアに大きなドラマがあり、スポットを当てた物語というよりも群像劇的な感じ。また、話全体としてはフィクションでも、主人公をはじめとするミュージシャンや著名なギャングたちが実在の人物として登場するのも「るろうに剣心」的な楽しさがあって良かった。観終わった後にWikipediaで思うがままに本作品に繋がるリンクを辿ってトリビアを得る楽しさ。