「ノスタルジア」を観る。
タルコフスキー作品。10年以上の昔、学生時代に観た気がするんだけど、今回見直してみて全く記憶になかったので観てないのかもしれない。見ててすごい眠くなるし、作品自体が夢と現実(というか故郷と現在)を行き来したりするのでより一層わかんなくなる。
基本は厭世的なおっさんのモノローグで話が進行していき、おっさんが火をともした蝋燭を持って歩くだけの映像で10分位あってしかもそれが見せ場だったり、なかなかお話としては辛い。もう一人出てくる完全に論理破城したおっさんとの会話とか、何の脈絡もない話にしか聞こえず全然楽しめない。意味ないにしても、まだタランティーノのパルプ・フィクション的なダベリの方が楽しい。流れる川とか雨を眺めるイメージ映像としては楽しめるんだが。あと犬も可愛い。