midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

 「gifted」を観る。

 想像してた通り、「アイアムサム」的でほんわか良い映画だった。天才少女と普通のおっさんの生活が、少女の数学的才能によって外部から注目を集めることになり、彼女の親権を巡って家族間で法廷で争うという物語。監督は「500日のサマー」のマーク・ウェブ。

「アイアムサム」の時のダコタ姉妹同様、非常にクレバーな役者なんだろうなという感じのマッケナ・グレイスが凄い。調べてみたら、「アイ、トーニャ」の幼少期を演じてた役者なんだな。強くてニューゲームしてそうな大人っぽい話し方もできるし、同年代の子供っぽい仕草も出来ていて凄い。 

クリス・エヴァンスはいい感じのおっさんで良かったんだけど、設定があまり活かせてない感じがちょっと残念だった。劇中で意外な過去の職歴が明かされるんだけど、その専門領域にちなんだエピソードがないのはちょっともったいないというか。

物語自体はそんなに以外なことは起こらずに予想通りの結末で終わるんだけど、その終わり方も気持ち良くて爽やかな気分になれる良映画だった、