midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

「ザ・ダークパターン」を読む。

著者はマーケティングの専門家のようで、聞いたことない専門用語も多かったが豊富な事例とわかりやすい解説で読みやすく学びになった。タイトルと内容にズレもなく、ダークパターンになっていない。

色々事例はあるけど、要はサービス提供側は本当にユーザーにとってためになる価値を提供できてますか?という態度が大切という話に尽きる。最近だとビッグモーター案件が顕著だけど、目先の売上を上げたり短絡的な数字の達成を目標にすると組織はユーザーを騙してでも目標達成することに傾き、ダークパターンが生まれる土壌となりやすい。そういうのを「キャンベルの法則」ということも知った。そのためにも、先行指標と遅行指標を分けて考えるべしというのは新しく自分の判断軸にインストールできたので学びになった。