「ロケットマン」を観る。
取り立ててエルトン・ジョンのファンという訳ではないんだけど、家で飲んでて勢いで観てみた。アーティスト自伝映画の鉄板、パッとしない下積みから成功と周囲との軋轢、トラブルで落ち目に…という展開で、特に話全体が「アル中/ドラッグ中毒からの脱却」なので映像自体がファンタジックでぶっ飛んでて面白かった。胡蝶の夢的な現実感がなくなる感じ。小林幸子的な訳わからないくらい派手な衣装・パフォーマンスも凄い。あと、買い物中毒というエピソードが出てきて、以前観たタワーレコードの映画でエルトン・ジョンが店の売り上げの何パーセントは買ってたみたいに豪語する話を思い出して笑った。