「まんがでわかるLinux シス管系女子 2」を読む。
まんがでわかるLinux シス管系女子2(日経BPパソコンベストムック)
- 作者: Piro(結城洋志),日経Linux
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: 単行本
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シリーズ2冊目。相変わらずマンガとしては毎回うすら寒いダジャレとか「女性はかくあるべき」的なポリコレ的に良くない描写あって大分アレなんだけど、日々の業務をbashで効率化するために、試行錯誤する主人公と一緒にLinuxコマンドを学ぶというもの。今回は一応oracle VMで作ったubuntuで実際にコマンドを叩きながら読んでみたんだけど、1冊目よりもかなり難しく感じた。正規表現の紹介に占められている分が多く、こういうのって一回は調べてスクリプト化してすぐ忘れる、って感じになっちゃう気がするけど、毎日シス菅としてLinux触ってる人はこれ全部暗記してるんだろうか…。大分遠い道のりな気がする。本書で出てきたコマンドは以下の通り。
・crontab まあさすがにこれは知ってた。ジョブのことだよね。カレンダーの部分とか暗記してないけど。MTAの設定があれば実行結果をメールで飛ばしたり出来るんだと。
・ssh -keygen 公開鍵作成。
・疏結合なスクリプトの書き方 複数のサーバからログを集めるなどのスクリプトを書く時は、それぞれのサーバからログをログサーバにscpするスクリプトの方がメンテしやすいので良い。
・wc 行数とか単語数とか文字数とかカウントするやつ。
・sed シェルでテキストを自動編集するのに使う。一括で文字変換とか出来る。
・find -ctimeで古い・新しいファイルを検索できる。-nameで名前でも検索できる。
・X -lt Y or X -gt Y 数値比較をする時はこんな書き方じゃないと認識できない。
・パイプで列挙したコマンドは全部実行されるけど、&&で区切ったから途中で失敗したらそれ以降のコマンドは実行されない。
・糖衣構文(シンタックスシュガー) 簡単に書くこと。
・cdコマンドを使う操作は、以降の処理をサブシェルで指定すればいちいち元のディレクトリに戻る必要がなくなる。
・read キーボードの入力をインプットにして操作できる。これで対話形式のスクリプトが書ける。