「Jenkins、Chef、Redmine、Dockerで業務効率アップ 10倍速の開発・運用ツール」を読む。
Jenkins、Chef、Redmine、Dockerで業務効率アップ 10倍速の開発・運用ツール(日経BP Next ICT選書)
- 作者: 日経SYSTEMS
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/05/27
- メディア: Kindle版
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もう4年近く前の本だというのが驚きというか、自分の最新技術へのアンテナ低さをまざまざと感じさせてくれた一冊。ムックならではというか、ちょっと重複説明箇所が多くて読み辛いけど、DevOpsを推し進めるために必要なツール群の紹介として十分学びがあった。色んな会社での各ツールの導入事例が紹介されており、業界勉強にもなる。それぞれを連携させてこそ効果は倍増していくっぽいので、インフラ周辺のエンジニアとしてはキャッチアップしないと今後飯が食えなくなる。枯れた技術じゃないと採用しづらい今の自分の仕事現場だとどれも導入ハードルは高そうだけど、少しずつこういうツールを実際に手を動かしつつ使いこなしていきたいと思う。とりあえず名前と機能を一致させたのが以下の通り。
・Jenkins(CIツール) 簡単なジョブ作ってビルドパイプラインとやらを実装してみるか。
・Ansible(環境構築ツール)
・Chef(環境構築ツール) 構築内容はレシピとして保存するらしい。料理っぽい。
・Redmine(タスク管理ツール) タスクをチケット単位で管理。どうも障害タスク管理がメインっぽいね。
・Docker(コンテナツール) アプリをコンテナ化して色々する。仮想化より軽い。事例を見ると、開発環境とか比較的重要度の低いとこからコンテナ化してくのが良いっぽい。
・SonerQube(リソース可視化ツール)
・Severspec(テストツール) サーバの死活とかプロセス監視とかをコード化。Jenkinsから連動させたりして使う。
・Nagios(監視ツール) ちょっと前まで定番だったらしい。
・Zabbix(監視ツール) OSSの監視ツール。異常検知した後のアクションを通報するだけじゃなくて数段階指定できるっぽくて便利だなと思った。
・Vagrant(仮想環境構築ツール) 開発環境とかをひとまとめにして構築するツール。確かに差異が出てややこしい思いをしたことあるので便利。
・Ant(ビルドツール)
・Selenium(テストツール) ブラウザに対する画面テストをスクリプト化して自動実行する。
・Flutend(ログ収集ツール) ログをログサーバに投げたりするデーモンとして機能する。syslogdとかと同じようなもの。