midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

「ベスト珍書」を読む。

確かにタイトル通りすさまじい本が盛りだくさん。内容は多岐に渡り、エロ、グロ、電波系は勿論のこと、とんでもなく値段が高かったり、本としての装丁をなしていなかったり、むちゃくちゃ厚かったり、著者自身しかいないと思われるコレクター本だったり。さらに、随所で挟まれるコラムでは珍書をどのように選書したのかという手法や、変な本を扱う本屋や図書館の利用方法、変な本ばかり出す出版社、ネット上でどのようにアンテナを張ってれば珍書情報をキャッチできるかなど、懇切丁寧に解説してくれる。本書のために、日本で2000年以降に出た新刊を100万冊チェックしたらしいから恐れ入る。結構サクッと読めるし、話のネタとか暇つぶしにお勧め。