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「マンガでわかる 最高の結果を引き出す心理交渉術」を読む。

お正月にやっていた特番を実家でダラダラと見てる中で、著者が目の前にいる人の考えていることを当てる、という内容のものがあって、ちょっとこの人に対する評価が変わった。それまで、したり顔で心理学をかざしながら怪しげなことを吹聴して金をせしめる詐欺師的なイメージだったんだけど、かなり理詰めで相手の言動やしぐさから考えを推量する人だったから。しかもマジでズバズバ当てまくるし、すげぇなと見直したのでこんな下世話な本を読んでみた。マンガ形式で色んな交渉事を有利に導く手法を紹介している本。分かりやすく章ごとに使われる技術に名前がついており、ためになる。ウィンザー効果とか、ゴルディロックス効果とか、自己選択の正当化とか、フットインザファイスとか…。知ってた音はストックホルム症候群くらいかな？名前は知らんかったけどバックトラッキングは恋愛巧者の友人に聞いた気がする。どれも言われるとなるほどなと思えるというか、きちんと統計的に有意な効果がありそうな理論でふむふむ、という感じで読んだ。仕事にも恋愛にも色々使えそうなものが多いので、意識して使えればいいなぁと思う。