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「ガジェット愛がとまらない」を読む。

ガジェット愛がとまらない (コミックエッセイ)

ふと、「スタパ齋藤って今なにやってんだろう」と思って読んでみた。俺が初めて知ったのはRPGツクールの攻略本(？)で面白いイベントの作り方を解説していた記事だったか。いやーデジ物好きだっていうことも知ってはいたけど凄かった。カメラからケータイからパソコンからインターネットから扱うものは幅広く、しかもそれらを効率的に使うためのハウトゥーまで紹介していて好きな人ならとても役立つと思う。物欲も凄まじく、年に数十回携帯を機種変したりとか、俺なんか壊れなければ2，3年は当たり前のように使うのに。ただ、ガジェットって自分の身体を拡張するものだから、その時代の最先端のガジェットで自分を更新していくのって楽しいでしょ！みたいなメッセージは「なるほど、そういう考え方があるのか」と目から鱗だった。

また、先日読んだ現代産業情報の石原俊介ではないけど、常に買い続けてる人だからこそなんだろうけど、「あのタイミングであの製品がもうちょっと小型なサイズで発売されてたら、その後の市場が変わったんじゃいか」みたいなアナザーストーリーを思いつくことが出来るというのも面白かった。まぁでも俺には縁遠い話だな…。基本デジ物疎いし、物欲も薄いし何なら不要なものを手放して出来るだけ身軽に生きていきたいと思ってるような人間だし。