midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

第2回高校生ラップ選手権を観る。

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いやーホントにすごい。高校生たちにとってラップをするということが部活に入ってスポーツに打ち込むことや軽音楽部でバンドをやるように普通になっているのだろうか。日本にラップが輸入されてまだ日が浅い中で、これだけ一般的になったというのは素直に素晴らしいと思う。

キャラ付けするためもあるのだろうけど、様々なバックボーンを持つラッパーたちが、至って爽やかに韻を踏みながら相手をやり込めるのを見るのは面白い。中でも優勝したkay-onくんは聞き取りやすいはっきりしたフロウと声質が良い。雰囲気もあって、そこらの業界寄生虫みたいないい年こいたラッパーより全然華があると思う。killer-bongやnippsみたいなラッパーがいたらもっと面白いと思うけど、流石にこういう雰囲気に合わないか。でもアメリカじゃodd futureみたいな連中も出てきたし、ダークな高校生とかも中にはいるんだろうな。

ヒップホップで稼げるタームは終わったかもしれないけど、決して聴かれなくなってるわけじゃない。そういう音楽のミームの強さを感じられる素晴らしい体験だった。