「昭和怪事件案内」を読む。
サンデーマンガ倶楽部でも最近紹介されていた本作を読んでみる。ドリヤス工場氏の作品は以前「有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む」を読んだことがあったが、本書もその系統の通り、怪事件を数ページで紹介するというもの。
確かに文字数がめちゃくちゃ多くて多少の読みづらさもあるが、適当にネットで検索して分かるようなコタツ記事的なものではなく、結構きっちりと調査したと思わしき情報量なのと、とぼけた絵柄で漫画的に面白く読ませる工夫もあるので楽しめる。著名な未解決事件など知ってるエピソードもあれば、全然知らない小ネタっぽいエピソードも多くて気軽に読める。