midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

ズーランダーを観る。

ザ・バカ映画。ベン・スティラーオーウェン・ウィルソン、ウィル・フェレルの3人がふざけまくる。頭空っぽのメンズモデルがデザイナーに洗脳されて政府要人を暗殺しようとするのを食い止めるという内容。カリカチュアされたゲイが多かったり、ファッション業界を大分バカにしてるので、特にモード系の人にはイラッとする描写も多いかもしれないが、大いに笑えた。出てくる服はどれもくっそダサい。内輪だけで盛り上がってる感じ。冒頭で主人公のモデル仲間が無駄に4人も爆死するシーンとかもあるんだけどすがすがしい位アホで笑った。音楽も80'のバブルガムポップという感じでこれまたダサい。キーになる曲が、Frankie Goes To Hollywoodのrelax。曲自体は割と陶酔感あって好きなんだけど、本作での取り扱われ方は「すごいよ!マサルさん」のペニシリンの曲みたいな茶化す使われ方。ラストはホームレスのファッションをトップデザイナーが再現するというショーなんだが、なかなか痛烈な皮肉。屑みたいな服を誉めそやすために実名で出演するセレブ達(パリス・ヒルトンとかアイドル系の方々)も役どころを理解しながらシャレで出ていて良い。なぜかレニー・クラヴィッツも出演してる。