midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

ローラーガールズ・ダイアリー」を観る。

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]

TSUTAYAディスカスにて。ドリュー・バリモア監督。空中キャンプさんが激押ししてた印象があったんだけど、そこまで楽しめなかった。エレン・ペイジならはるかに「juno」の方が面白いと思う。ローラー・ゲームという七〇年代くらいに流行ったプロレス的な要素を持つレースゲームにのめりこんでいく普通の女の子が、うまく行かなかった家族関係や恋に体当たりでぶつかり成長していくというお話。

これと言ってダメな要素はないし、退屈な映画ではないけど、ちょっと平凡すぎた。まさしく、10台の女の子が観て共感する映画なのかもしれない。一緒に競技をする仲間を始めとして、親友の女の子やファミレスみたいなバイト先(ブタのエプロンが可愛い)の店長とかエレン・ペイジの周囲の人間は皆魅力的だし、それぞれ見せ場もあって面白いんだけどね。個人的には、仕事が早く上がった時に車の中でビール片手にアメフトか何かの試合を観るのが好きなお父さんの存在が良かった。家庭内ではお母さんにイニシアチブを取られて、今一つパッとしない感じだったけど、さりげなく娘と触れ合い、映画の終盤ではエレン・ペイジ(と所属するチーム)に重要な手助けをするという。娘の背番号の看板を軒先に立て掛ける姿もかわいらしい。

あと、これもベタかもしれないけど、夜中にバンドマンの彼氏とプールに忍び込んで水中でイチャイチャする映像はみずみずしくて良かった。