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今年の秋はようやく念願のアメリカに行く機会が出来そうなので読んでみた。

アメリカン・ミュージック・トレイル~ロサンゼルスからシアトルまで

俺が行こうと思ってる西海岸(ＬＡとかサンフランシスコとかポートランドとかサトルとか)中心に音楽にちなんだスポットを紹介していく本。さらっと読める分量だし、トリビア的な知識も多くて面白い。ただ、登場してくるミュージシャンは著者の好みもあるのか結構古め。いわゆるウッドストックとか、ジャニスが死んだホテルとか、ジミヘンゆかりの地とか、フランク・ザッパ周辺のグルーピー文化とか、オルタモントの悲劇とか、そういうワードに引っかかる人にはオヌヌメ。比較的新しめだとカート・コバーンの死んだ家とか(ラスト・デイズって映画見たなあ)。あとちょっと見どころはＳＧＩの芸術部長を務めるハービー・ハンコックのご本尊ルームの紹介とかかな。さすがに写真はなかったが。