midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

地獄でなぜ悪い」を観る。

「凶悪」と一緒に早稲田松竹で鑑賞。これも凶悪とは全然違うベクトルで面白かった。リアリティなんか2の次で、とにかく面白いと思う素材を全部同じ鍋にぶち込んで煮込んでみましたという感じ。映画内映画を撮るという枠組みの中でヤクザあり、ラブあり、殺陣あり、ガンアクションあり、青春ありで、まったく休む暇なく怒涛のように画面に展開されていく。個人的には二階堂ふみちゃんが素晴らしいと思った。結構「ヒミズ」のインタビューとかでビックマウスな印象があって、どんな演技するんだろうと思ってたけど、この映画はこの娘なしでは作れないと思えるほどふてぶてしくて度胸の座ったヤクザの娘を演じていて、それがむちゃくちゃ可愛くてセクシーなのだ。おっぱいもすごいし。堤真一が敵対するヤクザの親玉で二階堂ふみの大ファンという設定なんだが、この娘を目にした時のゆるゆるに緩んだ表情が見もの。館内でも笑いが起こってたし、それに十分共感できるくらい二階堂ふみが魅力的なのだ。星野源演じる普通の男子だって、こんな娘が突然目の前に現れたら危険な場面にも飛び込めてしまうくらいの説得力がある。アクションもこなしていて、これで撮影当時17歳とか言うから恐れ入る。これはすごい女優さんだ。