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webエンジニアのメモ

 「HTTPの教科書」を読む。

HTTPの教科書

HTTPの教科書

  • 作者:上野 宣
  • 発売日: 2013/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 非常に優しい語り口とイラストで初心者でも苦にならずに読める。HTTPの成り立ちから始まり、そもそものプロトコルとは?URIとは?メソッドとは?ステータスコードの意味は?ヘッダにどんな情報がある?HTTPSとは?と解説していく。

・持続的接続

HTTP/1.1と1.0との違い。どちらかが明示的に接続を切断しない限りTCPをつなげっぱなし(パイプライン化)にしておく。HTTP/1.1以前のバージョンでは、Connectionヘッダにkeep-aliveと指定すると持続的接続が可能。

・コンテンツネゴシエーション

サイトの英語版や日本語版など文脈に合わせてコンテンツの表示を変えること。

Refererヘッダ

つづり間違いで有名なヘッダ。リクエストが発生した元のURIを伝える。IDやパスワードなどの秘密情報を含めておくってはいけない。

・Locationヘッダ

リダイレクト先のURIを記述し、ブラウザにリダイレクトさせる。

SSLアクセラレータ

SSL処理専用のハードウェアで、暗号化復号化を助ける。

BASIC認証

暗号化されないのでほとんど使われない。また、ログアウトが出来ない。

Ajax

javascriptやDOM操作を行ってwebページの一部を書き替える非同期通信。

XMLHttpRequestというAPIを使う。

・WebSocketプロトコル

ブラウザとサーバの双方向通信の規格。一度接続したらJSONファイルを送ったりできる。

・DOM

HTMLとXML文書のAPI。DOMを使うことによってHTMLの要素をオブジェクトとして捉え、文字列を取得したりCSSのプロパティを変更してデザインを変えることが出来る。