■

「LIFE!」を観る。

そこそこ楽しめた。アダム・サンドラー主演らしいというか、現代のNYCを舞台に、著名な雑誌「life」で写真の現像を担当する冴えない男子が、恋する女性のために体を張って一仕事するというよくあるお話。

意外性のあることはほとんど起きず、難攻不落に思えた問題も家族の何気ない一言で解決したり、主人公であるアダム・サンドラーがスケボー巧者という(のび太でいうあやとり的な)特性を活かして問題をガンガン解決していってゴールまで導く。ショーン・ペン演じる奇天烈な大自然系フォトグラファーもさながらドラクエ２のサマルトリア王子のごとく、手がかりを基にサンドラーが行った先から見失うというRPG仕様。

個人的には、この作品を激押ししていた知りあいのおっさんの顔が思い浮かんでしまい、彼は大変な人生を送ってんだろうなぁなんて要らぬ思いに馳せてしまった。