midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

「シェフ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」を観る。

料理動画とか料理人のドキュメンタリーとか観るのが好きで(そういやすきやばし二郎のドキュメンタリー映画は凛とした雰囲気が良かったな)、本作も観てみた。タイトルからして調理風景が多い映画なのかなーと思ったけど、思ったよりコメディメイン。それはそれでライトで楽しめたんだけど。ジャン・レノとミカエル・ユーンという俳優さんのデコボコシェフコンビ(身長差とか性格とか)によるマンガみたいな映画。脇役に出て二人の主人公を助けるシェフたちも、多種多様な人種のデブ・チビ・ヒゲみたいな見た目で面白い連中だし、分子料理を推奨する怪しいハゲのスペイン人による古典的な料理中の爆発ネタもある。イヤミな経営者とイヤミなライバルシェフの店に潜入するために、なぜかサムライと芸者に扮してスパイするくだりとかもあり、下らなくてちょっと笑った。だけど、惜しいのはやっぱり旨そうな調理風景をもっとクローズアップして欲しかったかなというところ。例えば「南極料理人」とかってとにかく料理が旨そうに見えることが最大のポイントだと思うし。ダイナミックな調理シーンで魅せて欲しかったなー。