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webエンジニアのメモ

賭博覇王伝 零(4) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(4) (KCデラックス)

福本伸行作品はほとんど読んでると思うが(あ、天は途中までしか読んでない)、今連載中のこれも読んで見る。

やっぱ少年誌っていうのを意識してんのかなーという印象。零は福本作品としてはかなりイケメン主人公だし、頭が切れて情にもアツいすごくいい男として描かれてる。四巻まで読んだんだけど、今後の展開としてはやっぱ零が何で自殺するため集ったような人に接近したのかとかその生い立ちが描かれていって、最終的に在全を倒してエンディングという流れだろうか。「涯」は失敗作って言っちゃってるみたいだけど、ガキのくせに諦観あって共感はしやすかった気がするんだけどな。マガジンの読者層が零の方が人気出やすいと踏んでるのか。

それにしてもギャンブルってどういう思考過程踏んで形にするんだろう?探偵物のトリックとかもそうだけどさ。日常生活の中でポンとヒントがでるもんなのか?頭の中で思考実験を繰り返しておくのか?それらの反復作業なんだろうか。既存のギャンブルを使って心理描写を展開させていく手法も使うけど、やっぱ福本氏の真骨頂はオリジナルのゲームだろう。

ルールを作ること。ロジックの組み立て。それを出し抜く発想。頭を鍛えるというか、コンサルの人が良く使「地頭」の良さが求められるんだろうな。


今日は昨日出た余分なものを売りにいったんだが、最近の中古市場はひどいな。

オフハウスは買い物する分には掘り出し物多いから結構重宝するけど、買取は基本屑だな。例え基値が高かろうと、ものとして質が高かろうと受け取ってもくれない。それだけ逼迫してるんだろうか?number nineの着古したボロいTシャツが7000円で売ってたけどな。あーいう有名ブランドなら質はとわなそうだ。

ブックオフもどんどん値が落ちてきてる気がする。まー俺の場合あそこで100円で買ったマンガを更に売るからまあ安く買い取るのは分かるんだけど、最近はリュック一杯に本類を詰めていっても1000円以下ってことも多い。一食分くらいにしかならん。中古市場って全体的にどうなんだろう?エコ(笑)だし勢いはあるんじゃないかと思うんだけどなー。今後はどんどんマーケットも細分化が進んでいきそうだな。BTO形式のパソコンみたく消費者の欲しいものや情報にいきつくまでのノイズが減少していく。金持ちの方はそもそも本が欲しくなってもブックオフなんか行かないだろうし、そーいう人がガンガン買うことで成立する商売もあるわけだし(まあ本はちょっと安い買い物かもしれんがクルマとかね)。

関係ないけどブックオフの店員は大宮店のほうが地元より教育できてる気がする。大宮は軍隊的に規律が取れてるけど、連携がうまく行ってない雰囲気がある。広い視野を持ちながら仕事するクセつけたいな、と人のフリみて思った。