- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: DVD
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つまんねえ。というか意味が分からず、あまり入り込めない。メタモの時のセオ・パリッシュみたいだね。何かすごいことやってるんだけど、楽しめない。どうやら周りの評価は高いみたいだから、俺の理解度が低いのかもしんないけど、別にいいような気もする。とにかく登場人物が皆変態で、常にセックスしてて筋書きが説明しにくい。描写に徹した作品といえるのかも知んないけど、俺はそんなにぐっとこなかった。
美しい。音でしかない。それだけ。
- 作者: 吉田直哉
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1998/10
- メディア: 新書
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ちょっと最後の伝統と映像の項が分かりづらかったけどおおよそ楽しく読めた。アンドレ・バザンみたいな映画評論家やエイゼンシュタインみたいな理論家の映像観に触れられたし、映像を体験するってことの意味を深められた…って何か浅い感想文だな。脳内のイメージと映像が補完関係にあるってこの元NHK職員の著者は言いたいみたいね。現実の解釈・再構成として映像を編集する。そこには必ず表現につきものの描かれなかった部分がある。映像って観念の描写が不得手ってことに初めて気づいた。「ないこと」って文章なら簡単に表現できるけど、映像にするとそこに何がないのかが分かりづらい、と。基本的に映像は言語に翻訳しきれない。現象をコマにまとめた二次元に固定できるだけ。もうちょい俺も映像の体験にきちんと向き合いたいと思う。それってすべての表現やライフスタイルにもいえるんだけど。