これから旅に出る。
最近は鈴木謙介のポッドキャスト「ライフ」をよく聞いてるけど、「未知との遭遇」への応対をどうするか、を議論してるんだが、旅はやっぱ分かりやすい形での未知との遭遇だ。
観光地だから大した「ハプニング」は無いかもしれないけど、俺にとっては異世界なワケで、これから何を経験できるかすごく楽しみだ。それも頼るもののない一人旅。自分で自分のことを何とかしなきゃなんない状況において、安全には気を配りつつ冒険もしてみたい思いもある。一人旅ということで恥ずかしい思いをする可能性は大だけど、もし出来たらその場で友達できたりしたらいいなーと思う。一つの目標かな。新しい人との出会い。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/07/09
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むちゃくちゃ男臭くて、むせかえるようなワイルドな男たちが画面にひしめき合ってる映画だった。テーマとしては、「アウトローたちの滅びの美学」とでもいえるだろうけど、ちょっと日本人情緒に合う作りな気がする。
西郷隆盛の征韓論の根底にある美学というか、俺の屍を超えていけ的な、天皇陛下万歳みたいな。西部劇を終わらせた映画、という評価があるみたいだけど、結構西部劇ってこういうナルシスティックで情緒的な物語が多そうな気がする。
かつての骨太のアメリカ男児みたいな語られ方してんのかなーというか。
時代的な背景がよく分からなかったけど、どうも自動車が出てきた20世紀初頭くらいらしい。カウボーイとかが時代錯誤になっていく過渡期だろうな、武士が刀捨てたみたいな。メキシコとの絡みもよく分からんかったけど、アメリカとのごたごたとかで混乱してた時期なんだろうなーとは思わせる。
映像面ではやっぱ影響受けまくりなジョン・ウーを思い出させた。暴力描写が綺麗だよね。スローモーションに飛び散る血しぶきとかマシンガンの音。時計仕掛けのオレンジのレイプシーンみたいな、痛々しいんだけど美しいシーンだね。
てか、この映画見て乗馬したくなった。旅先で出来るかなー?