midnight in a perfect world

webエンジニアのメモ

デッドプール」を観る。

アメコミっぽい大味さはあるけど、まぁまぁ面白かった。意図せずミュータント化してしまった元傭兵が、デッドプールと名を変えて自分を改造したミュータントに復讐を果たすお話。とは言え主人公の軽口のせいで、グロ映像(映画「127時間」のパロもあり)や激しいアクションシーンも多いけど意外とコメディタッチになっている。今まで彼の作品観たことなかったけど、ライアン・レイノルズ主演。敵役はエド・スクラインという人なんだけど、この人すごく精悍な顔のイケメンで好みだわ。正直ライアン・レイノルズよりイケメンだと思うし、ボーズが似合うこんな顔になりたい。恋人役のモリーナ・バッカリンという人もめちゃめちゃ美人。

原作でもそうらしいんだけど、第4の壁を破るデッドプールの喋り口調が最大の特徴だろうか。しかも、他のキャラたちはその自覚がないのにも関わらず、デッドプールのみ観客に終始語り続ける(お前に言ってないわ、観客に言ってんの、みたいなセリフとか)。後は、結構サブカル素養が高いというか、色んな作品や有名人の実名を挙げてペラペラ喋るのも面白かった。特に面白かったのは、「ベッカムはヘリウム声だけどイケメンだから許されるんだ」的なセリフで、やっぱあの声がダメってのは世界の共通認識なんだなと思ったり。あと、ボウズ頭のミュータント女性に言った「シニード・オコナーでも歌ってな」みたいなセリフとか、「リーアム・ニーソンって娘を何回も誘拐されてアホみたいだよな」とか、元ネタが分かると確かに、となっとく出来てニンマリしてしまった。